大気環境工学研究室

  • # スプレーテクノロジー
  • # 空気浄化
  • # PM2.5
  • 並木 則和 教授

人がいる、あらゆる環境の空気をクリーンで快適にするために

本研究室では、「大気環境」に関する研究を行っています。空気中に存在する揮発性有機化合物等のガス状および粒子状汚染物質を効率的に取り除いて空気の清浄化を行うためには、汚染物質の発生原因、変質過程および化学的・動力学的な性質を把握する必要があります。普段過ごす一般室内環境のみならず、クリーンルームのような製造環境、工場排ガス処理といった、多種多様な場での総合的な空気清浄化技術を研究します。また、効率的な分煙対策のための数値流体力学等のシミュレーションの研究も行っています。最近では、スプレーテクノロジーを用いた飛沫核発生などのウイルス感染に関する研究や、温室用細霧冷房など農業関連の研究にも注力しています。

学生たちには、研究の進捗状況を踏まえて実験方針を適宜修正し、効率的に研究を進められるよう指導しています。研究だけでなく、粉粒体工学の演習や英語の文献を読む勉強会も実施。さらに、企業との共同研究では学生も打ち合わせに参加し、自身の研究が将来どのように社会に還元されるのかを理解したうえで研究に取り組んでもらいます。また、中間報告会の終了後など、定期的にお食事会も開催しています。

研究室所属学生メッセージ

この研究室を選んだのは、空気環境に関心を抱いていたからです。研究室選択のタイミングがコロナ禍であったため、エアロゾルや室内空気環境などのキーワードに惹かれました。

私は現在、高性能エアフィルタ沪材の性能評価に取り組んでいます。さまざまな粒子負荷条件で高性能エアフィルタの性能を評価することで、粒子捕集メカニズムを解明することを目的としています。得られた結果を考察して、次の実験に進んでいく過程で成長を実感することができ、やりがいがあります。

指導教員である並木先生は、親身になって学生への指導をしてくださるので、分からないことを相談しやすい点が当研究室の魅力の一つです。また、学生間でも分からないことを教え合う文化があり、研究室の雰囲気がとても良いです。

今後も、より良い空気環境の実現を目指して研究に取り組んでいきたいと考えています。

研究室紹介動画