大学院
研究を究め、
専門性の極致を目指す
大学院では、学部生として取り組んでいた研究をさらに高度で実践的な段階へと進めることができます。工学院大学大学院では、その研究成果を学外に広く発表できるよう、国外の学会への参加もサポートしています。大学院での学びや経験・実績を足がかりとして、大学院課程の修了後には技術者・研究者として各分野をリードできるようなスペシャリストに成長することを目指します。
大学院の特色
01
研究活動への支援
大学院では、院生の研究発表を奨励する制度を豊富に設けています。これらの支援を受け、毎年多くの院生が学会での発表を行っています。
- 博士後期課程論文投稿支援補助
博士後期課程在学生による研究成果の国際的な発信を促すため、投稿料および公表料の一部を補助します。
- 大学院生優秀論文表彰制度
在学中に発表し、査読付き学会誌に掲載され、特に学術的に優秀と評価された論文を表彰します。
- 大学院生国際学会参加補助
国際学会で研究論文発表を行う際に、交通費・参加登録費など費用の一部を補助します。
02
多様な学生の受入れ
さまざまな分野から多様な学生を受け入れており、他大学出身の学生、社会人、留学生などバックグラウンドの異なる多様な人が学んでいます。
一般入試の他に、社会人特別選抜、東京理工系4大学(工学院大学、芝浦工業大学、東京電機大学、東京都市大学)の協定による修士課程特別推薦入試などがあります。
03
低く抑えた学費とTA制度
工学院大学大学院では、向学心ある人々に勉学の機会を広く提供する努力を続けており、他の大学院と比べて学費を低めに設定しています。また、TA(ティーチングアシスタント)制度も実施しています。 学部生の授業において教員の授業サポートを行い、教育現場を理解する機会を提供するとともに、これに対する手当の支給により、在学中の経済的負担の軽減を図っています。
化学応用学専攻について
さまざまな課題が山積する現代においては、人間生活を豊かにする高度な物質変換技術、生命・医薬・食品分野に必要なバイオテクノロジーの推進、環境調和材料の開発、省資源および省エネルギー技術、自然生態系との共存のための環境システムなどが人類存続のために求められています。化学応用学専攻では、これらの重要課題を「化学」を基盤に解決するため、従来の専門分野だけでなくその少し先にある境界領域にまで挑戦し、対応できる技術者・研究者を育成します。
教員免許(専修免許状)の取得も可能です。
進路(一例)
就職
学部生のレベルからさらに深めた専門知識を生かして企業へ就職し、環境に関わる幅広い分野で活躍できます。
進学(博士後期課程)
修士課程で養った専門知識と研究能力をもとに、自立して創造的研究を行う事を目指します。